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ID・パスワード方式の本人確認をするために税務署に行ってきました

投稿日:2019-01-27 更新日:




 

「ID・パスワード方式」とは、電子申告を行う方法の一つとして、平成30年(2019年)分の確定申告から開始されたものです。

国税庁の説明資料によると、「ID・パスワード方式」を行うには

・税務署で職員との対面による本人確認

・e-Taxの開始届出書の提出

が必要とされています。

参考:国税庁「e-Tax利用の簡便化の概要について」

今回は、具体的にどのような手順を踏めばよいのか知りたい方に向けて、私が実際に本人確認に行った時の様子をご紹介します。

税務署によって多少の違いはあるかも知れませんが、手順や所要時間などの参考になれば幸いです。




ID・パスワード方式を行うために

ID・パスワード方式で電子申告を行うためには、確定申告書を作成する前の準備として、次の3つの手順で準備をする必要があります。

手順1:税務署職員から対面による本人確認を受ける

手順2:税務署から2種類の番号を受け取る

手順3:手順2の番号を確定申告作成コーナーに入力する

いちおう説明のために手順を3つに分けましたが、手順1と手順2は、10分ほどで完了するとても簡単な手続きです。




手順1:税務署職員から対面による本人確認を受ける

ID・パスワード方式を行うには、「e-Taxの開始届出書の提出」とともに、「税務署で職員との対面による本人確認」をしてもらわなければなりません。

「e-Taxの開始届出書」は、税務署に行って専用の端末に住所や氏名などを入力すれば完了するため、事前の用意は不要です。

大切なのは、運転免許証など身分確認ができる書類を税務署に持っていくことです。

マイナンバーが書かれた書類を持参する必要はありません。

まず最寄りの税務署に、身分確認証を持参のうえ、窓口の対応時間内に行きます。

そして受付で「ID・パスワード方式で電子申告を行うためe-Taxの開始届けに来た」ことを伝えます。

私の場合、受付の職員さんが税務署の中にある確定申告の会場に案内してくれました。

1月上旬の平日に行ったためか、私のほかには誰もいませんでした。

ID・パスワード方式の届け出は、会場に設置された端末から行います。

私の場合、職員さんが私の隣について、端末の入力手順をすべて教えてくれました。

繁忙期だとこのような個別対応は難しいような気がするので、できれば早めに手続きした方がいいと思います。

 

入力は、氏名、生年月日、住所、電話番号、職業などの項目で、数分で終わる作業です。

入力がひととおり終わったところで、職員さんから「身分確認証」を提示するように求められました。

ノートパソコンの前に並んで立った状態からの確認でしたので「んっ?」と戸惑いましたが、繁忙期になれば違う方法で確認するのかも知れません。

 

 

職員さんが私の運転免許証と入力済みのPC画面と見比べて、ほんの10秒くらいで確認が終了しました。




手順2:税務署から2種類の番号を受け取る

続いて、入力を行った端末から「ID・パスワード方式の届出完了通知」等を出力します。

私は職員さんに印刷していただきました。

初めて電子申告を行う人の場合、出力される書類はA4 サイズの用紙4枚です。

このうち、電子申告に必要となるのは「利用者識別番号等の通知」と「ID・パスワード方式の届出完了通知」と書かれた2枚になります。

この2枚には、

・利用者識別番号(16桁の番号)

・暗証番号(自分で任意設定するもの)

という2種類の番号がそれぞれ記載されています。

国税庁が示す「ID・パスワード方式の届出完了通知」の見本はこちらです。

引用:国税庁HPより「ID・パスワード方式の届出完了通知」

ちなみにほかの2枚の書類は、

・出力書類の案内

・e-Taxの案内

でした。

税務署に着いてからここまで、約10分で完了しました。




手順3:手順2の番号を確定申告作成コーナーに入力する

手順2まで終えたら、あとは電子申告を行う前に、税務署で受け取った利用者識別番号と暗証番号を入力すれば準備完了です。

電子申告は、国税庁の「確定申告作成コーナー」で確定申告書のデータを作成して行います。

利用者識別番号と暗証番号は、確定申告作成コーナーで確定申告書のデータを作成する前に入力が必要になります。

まずは確定申告作成コーナーをクリックします。

続いて「作成開始」か「保存データを利用して作成」を選択します。

 

「保存データを利用して作成」は、過去に確定申告作成コーナーを使用したことがある人が、そのデータを使いたい場合に選択します。この場合は次画面で「新規作成」を選択しましょう。

続いて「e-Taxで提出する」を選択します。

その次は、「ID・パスワード方式により提出する」を選択します。

 

その次は、推奨環境の確認と利用規約の同意画面となります。

そしていよいよ利用者識別番号、暗証番号の入力画面です。

赤い枠で囲んだ部分に、利用者識別番号と暗証番号を入力すれば、電子申告の準備は完了です。

あとは引き続き、確定申告書のデータを作成することとなります。




まとめ ID・パスワード方式で本人確認をするために税務署に行ってきました

ID・パスワード方式を使えば、誰でも短時間で電子申告の準備ができます。

あくまで3年ほどの暫定措置ですが、とりあえず電子申告を始めてみたい方は、ぜひ試してみましょう!







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