離婚と雑談

性格の不一致で離婚できる?周囲から反対されても離婚したい人へ

投稿日:2018-07-13 更新日:




夫婦の問題はなかなか他人にはわかりません。

「そんな優しい人と別れるなんて、もったいない」親や友人にそう言われると次の言葉が浮かばず、1人で悩みを抱えることもあるでしょう。

しかし、一見優しく見える夫や妻も、家族になるとなかなかの曲者となることがあります。

今回は、性格の不一致で離婚できるか、また周囲から離婚を反対された時の対応について考えてみます。




性格の不一致と不満の蓄積

テレビ番組で「一度も喧嘩したことがない」という夫婦を見たことがありますが、それは稀なケースでしょう。

ほとんどの夫婦は自分にない部分に惹かれて結婚し、その結果、性格が合わずに喧嘩をすると思うのです。

喧嘩の原因は、家計のこと、仕事のこと、子どものこと、夫婦生活のこと、親の介護のこと…

育ってきた環境の違う2人が、初めて経験する様々な問題を解決していかなくてはならないのですから、衝突しないわけがありません。

相手に自分の考えが伝わらず、時には目の前の風景が歪むほど頭にくることもあります。

言いたくて飲み込んだ罵詈雑言が、一日中頭の中で繰り返される日もあるでしょう。

そんな大喧嘩をしても離婚に発展するかどうかは、喧嘩の後に気持ちが切り替えられるかどうかが大きいと思います。

性格のずれから生じた歯がゆさや悔しさを、自分の中で消化する方法をもっているかどうかです。

しかしそれが上手くできなければ、大概はどちらか一方が我慢をし続けます。

そして、ある日突然に我慢の糸が切れ、性格的にも生理的にも相手を受け付けることができなくなり、離婚を考え始めてしまうのです。




周囲から離婚を反対されたら

理解されない苦しみ

ところが離婚を考え始めると、今度は周囲から想像以上に冷たい反応が寄せられます。

性格の不一致で語られるエピソードには重要性が乏しいため、相談を受けた側も、離婚したいという気持ちまでは共感しにくいのです。

そのため「そんなことで離婚するの?」「うちなんてもっとひどいよ」「わがままじゃない?」といった言葉をかけられてしまいます。

こうした言葉をかけられたからと言って、相手はあなたを本当にわがままな人だと軽蔑しているわけではありません。

離婚しなくて済むのなら、その方がいいわけですから、「とにかく考え直して」という思い遣りなのです。

しかし周囲から十分な理解を得られない状態は、辛いものがあります。




「しばらく頑張ろう」はすぐ折れる

長い年月で蓄積された苦しみは、親や友人でもそう簡単に理解できるものではありません。

それでも信頼する相手から「そんなことで離婚するの?」と言われてしまうと、「自分の忍耐力が足りないんだ」とか「世間からすれば自分は恵まれているんだ」などと考えてしまいます。

そう考えると、一時的には「もうしばらく頑張ろう」という気持ちになります。

ところが、再び同じような不満を感じるとすぐに心が折れてしまうのです。




「そんなこと」は他人が決めることではない

なぜすぐに心が折れてしまうのでしょうか。

原因は、自分が心から納得できていないことにあります。

自分が感じている不満なのですから、結局は他人の言葉でフタをすることはできないのです。

そもそも「そんなことで離婚するの?」という「そんなこと」とは、他人が決めることではありません

大切なのは、自分でどうしたいか考えて覚悟をもって行動することです。

自分の不満を解決するのですから、自分で納得のいく選択をするしかありません。




他人に同調すれば結果も他人のせい

他人の意見に同調して判断すれば、その結果も「他人のせい」でしかありません。

「あの時、もっと早く別れていれば」「Aさんが反対するから」などと後から考えるのは、自分の意思で選択していないからです。

最後は自分で覚悟をして選択しなければ、離婚をしてもしなくても、どのような人生も納得できるものではなくなります。

もし田舎での離婚や、親への申し訳なさに息苦しさを感じている方は、こちらもご覧ください。

田舎で離婚すること(その1・田舎ってどんなところ?)

田舎で離婚すること(その2・親への罪悪感)

性格の不一致で離婚するには

協議離婚であれば理由は何でもいい

お互いが話し合って離婚をする場合は、その理由が何であれ離婚は成立します。

しかし、いくら何でもよいと言っても、理由もわからず離婚に応じる相手はいません。

なぜ離婚したいのか、相手への説明は必要です。

何が不満か整理して話し合う

 

離婚を進めるには、まず相手に理由を伝えなければなりません。

しかし、性格の不一致を説明する時に注意したいのが、個々の状況で感じたこと自分の気持ちを吐き出すだけにならないことです。

「○○の時、あなたがこういったでしょ?あの時、すごい嫌だった」と言われても、相手は自分の言動を責められただけで、肝心な離婚したい理由の説明にはなっていません。

自分の言動を否定されただけで、気分を悪くさせるでしょう。

話合いに応じてくれなくなる可能性もあります。

 

そもそも、性格の不一致とはその性質からして、一方に非がある問題ではありません。

そのため、相手の言動だけを否定しても話合いにはならないのです。

まずは話し合う前に、どのような状況で自分が不満を感じたかを紙に書き出すなどし、頭で整理してみましょう。

なぜ自分が離婚を考えるに至ったか、その状況にはきっと共通点があるはずです。

その状況を説明し相手の意見も受け容れながら、話合いを進めましょう。

相手が感情的になり話合いが進まなければ、弁護士に代理人になってもらい交渉する手もあります。




裁判のポイントは「婚姻を継続しがたい重大な事由」

性格の不一致で離婚するには、2人の話合いで解決することがベストです。

しかし、相手が離婚に応じなければ、調停、裁判へと手続きを進めることになります。

裁判となれば、離婚したい理由が「婚姻を継続しがたい重大な事由」に該当するかどうかがポイントです。

該当するかどうかは、それぞれのケースで裁判官が客観的に判断します。

弁護士に個別に相談し、状況を整理し直す必要があるでしょう。




離婚だけが選択肢じゃない

離婚だけが選択肢ではありません。

自分の我慢の限界を知ったことで、新しい夫婦生活のスタートを切ることもできます。

「私はこれ以上我慢できない」という状況を素直に相手に伝え、改善点を話し合うのです。

もちろん、長い時間をかけて積み重なった問題ですから、簡単に解決できることではありません。

しかしながら、少しずつお互いの認識を変えて歩み寄ることで解決できる問題もあるのです。




性格の不一致で離婚できる?|周囲から反対されても離婚したい人へ まとめ

性格が合わない相手とは、離婚することも、不満をぶつけてやり直すことも、いずれも容易なことではありません。

それでも自分が覚悟を持って選択すれば、納得のいく答えが得られるはずです。







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田舎暮らしのファイナンシャルプランナーです。
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